医者の私がクリエイターに?

アイドルオタクの医者のお話

スタディサプリでTOEICの勉強を始めて3ヶ月が経過した話

スタディサプリって最近桐谷美玲さんが出ているTVCMとかでもよく見るヤツ、知ってるでしょうか?

あるきっかけでTOEIC受験を決意したので、5月頃からTOEICの勉強を始めた。

 

約10年前に大学受験をした頃は、世間一般的にはそれなりの偏差値ではあったはずだが、英語はあまり得意ではなかったので、なんとなく勉強して、可もなく不可もない点数を取っていた気がする。

 

大学生の時に授業の一環でTOEICを受けさせられたが、その時は脳細胞が死に絶えていたので500点前後しか取れなかった気がする。

その後大学5年生の時に海外実習をするために必要なTOEFLの勉強を遊びの片手間にして、見事にスピーキングとリスニングで爆死した記憶がある。

 

それからは英語の勉強なんてすることもなく、1年に1〜2回の海外旅行で使うなんちゃって英会話くらいしかしてこなかった。

 

そんな怠惰で飽き性な僕が数年ぶりに英語の勉強をするのだからまともにやってまともな点数を取れるとは到底思えなかったので、今まで通りの机に向かって勉強するスタイルを一新することにした。

 

そこで見つけたのがスタディサプリだ。

これはリクルート社から出されているアプリで月額約3000円程度(社会人用)でスマートフォンで英語の勉強ができるという代物だ。

TOEIC対策、ビジネス英語、日常英語コースと分かれている様だ。

 

社会人になってお金もそこそこ稼いで、特に習い事もしていない僕は物は試しで始めて見ることにした。

 

これが意外と悪くないのだ。

使ってみて3ヶ月使用感をまとめてみた。

 

スマホで気軽にいつでもどこでもできる

電車の中の5分間や外来の合間の時間、通勤途中の暇な時間などわざわざ机に向かうほどでもない時間に、最悪寝っ転がりながらでもできるので、ぐうたらしがちで怠けがちな僕には都合がよかった。

ただ、勉強するつもりがそのままツイッターランドやyoutubeランドに迷い込んでしまうことが多々あります。

 

・勉強時間や連続勉強日数が記録される

本来は勉強時間や日数にとらわれずにコツコツやれるのが一番なのだが、そんなに成熟した人間ではないのでそれなりにモチベーション維持というか、やらなきゃなーっていう気持ちにさせられる。

とはいえ怠け癖があるので連続では12日が最高記録に留まっています。もちろん連続記録を途絶えさせないために単語を5分だけやった日なんかもあります。

 

・リスニングの勉強がしやすい

多くの日本人が苦手としている分野がリスニングとスピーキングだと思う。

例に漏れず、僕もリスニングに対して苦手意識があり、大学受験の時から含めてまともにリスニングの勉強なんてしたことがなかった。

シャドーイングやディクテーションをすると良いよなんていうのは何度も聞いたが、実際リスニング教材をアイポッドかなんかで何度もリピート再生しながら机に向かって聴き取った英語を紙に書き込むなんてこと面倒臭くて絶対にできる訳が無い。

 

このアプリでは、スマホシャドーイングやディクテーションが簡単にできるのでその辺の面倒臭さは全くない。

生まれて初めてレベルでリスニングの勉強をきちんとしているので少しづつ聴き取れる様になってきている気がして勉強がまぁまぁ楽しい。

そして問題数も到底終わらないくらいの膨大な量が収録されているので、リスニング教材としては十分お釣りがくるくらいである

 

・文法の勉強はあまり重視されていない

TOEIC教材しかやっていないので全体がそうではないのかもしれないが、文法に関しては問題数が少ない印象がある。

確かにスマートフォンで長文を読むっていうのは中々ナンセンスかもしれないし、文法問題ならテキストでやる方が理にかなっているのかとも思う。

まぁ文法に関しては受験知識で何とかなるかな何で根拠のない自信を持っている。

 

・関先生がカッコいい

スタディサプリでは動画講義があるのだが、その講師である関先生がカッコいい。

関先生についてはこちら↓

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E6%AD%A3%E7%94%9F

 

スマートな出で立ちとトークで5分程度の要点をまとめた講義をしてくれる。

先生に授業を受けるなんてことは社会人になってからしていない経験なので、これもまた久しぶりで楽しい。

 

そんな感じで意外と月3000円で英語の勉強をそんなに苦痛を感じずにできているので悪くないなと思って続けている。

 

ただ問題はTOEICが申し込めないということだ。

 

新型コロナウイルスの影響で3〜8月までのTOEICが中止になったことと、会場の座席数を絞っていることにより、TOEICの受験申し込みが熾烈な争いとなっているのだ。

僕も先日申し込みをしようと思ったらサーバーダウンして申し込めず、その後抽選申し込みとなったのだが、うっかりしていて申し込み期限をすぎてしまった。

この辺がクズである。

 

勉強なんて久しぶりにしているので、早く受けて自分の実力がどんなもんなのか試してみたい。

まずは700点くらいを目標に頑張りたい。

 

皆さんもスタディサプリ検討してみてください。

 

https://eigosapuri.jp/

 

 

コロナ禍で働く外科医の雑感

現在世界中で新型コロナウイルスの観戦で未曾有の事態となっている。

 

5月に入り国内の感染者数は減少傾向にあるが、まだ予断を許さない状況である。

 

かく言う私もそれなりに大きな病院で勤務しているのだが、整形外科というマイナー外科に属しているため、直接コロナ患者に関わる機会は少ない。

コロナ禍で1ヶ月近く働いて私の仕事内容にも変化が起きた。

 

1、外来患者が減った

特に緊急事態宣言以降で如実に患者が減った。

手術後の定期フォローや、数ヶ月に1回薬をもらうような患者は診察を延期することが多い。

何より新規患者があからさまに減った。

これにより我々の仕事は減った。

 

2、外傷が減った

こちらも外出自粛に伴い運動をしたり、出歩く高齢者が減ったことにより、骨折の患者が劇的に減った。

医療的にはいいことかもしれないが、我々の仕事は減った。

 

3、手術が減った

これは外傷が減ったことも理由の一つではあるが、慢性期疾患の手術を予定していた患者が延期を希望したり、コロナが落ち着いてから手術を考えたいという人が増えた。

これにより我々の仕事は減った。

 

4、外勤(アルバイト)が減った

我々は病院からの収入では生活が難しいため、アルバイトをしながら生活している。

当直をしたり、外来をしたりして、時には週末を利用して日銭を稼いでいる。

地方に赴く種類のものもあるので、感染拡大を懸念や、患者の減少によりバイトを雇う必要がなくなったなどの理由で中止となっている。

病院によっては定期のアルバイトが中止になっているようだが、幸い私の病院では週末のアルバイトが減った程度ですんでいる。ただ、月の収入は確実に減った。

 

5、暇になった

1から4までの事象の影響で仕事に充てる時間が確実に減った。

科の特性上緊急手術が多いため、時には夜遅くまで手術なんてこともあるのだが、コロナの影響で手術、外傷患者が減り、それに伴い入院患者も減り、定時には仕事が終わることが多くなった。

余暇も増え、自分のために充てる時間が増えた。

 

 

ニュースでは医療関係者に感謝をなどと叫ばれているが、そんなニュースを見ると仕事がなくなり定時で上がっている自分が少し申し訳なくなる。

かといって、マイナー外科の自分がICUでコロナ患者を見れる訳ではないし、ECMOを使いこなせる訳ではない。

自分はできる範囲でやれることをやるだけだ。

幸い雇われの身かつ、仕事を失うような職業ではないので、収益やら今後の仕事についての不安がないことはありがたい話だ。

 

新型コロナウイルスで、外出もできなくなり今までと異なる日常が続いているが、悪いことばかりでもない。

自分の時間が増えて色々と将来について考える時間が増えた。

5年後、10年後何がしたいかについて考えながらそれに向けて行動をし始めた。

読書習慣がない私が毎日本を読んだり、大学生の時以来見なかったアニメを見始めたりと、それなりに有意義に過ごせている。

 

こんな日常が続くことはあってはならないが、この日常が終わった後も環境に応じて自分に必要なこと、楽しいことをしていけるようにしていきたい。

気軽に外食をしたり、ライブにいったりできる日常が戻ってきて欲しい。

 

かつての推しメンが芸能界に復帰した話

今日は外病院での寝当直。

週末は潰れますが、若手医師の貴重な収入源です。

今日も今日とてセコセコと当直するのであります。

 

推しメンの話

つい先日、僕の元推しメンが声優として芸能界に復帰した。

 

彼女の名は日和ゆず。

約3年前までチームしゃちほこで安藤ゆずとして活動していた。

当時の僕はももクロからアイドルにハマり、その妹分であるチームしゃちほこに気移りし、気がついたらチームしゃちほこのオタクになり学生時代の春休みにはいいくらしツアーで全国を駆け巡った。

そんなチームしゃちほこの中でも僕の推しメンだったのが、ボニーピンク安藤ゆずだ。

 

彼女のオタクをしていた時は僕の中でもオタクとしてのモチベーションがかなり高い時期で、彼女なくして僕のオタク人生はない。

 

そんな彼女がチームしゃちほこのライブに出れなくなった日は今でも鮮明に覚えている。

2015年10月12日アクトシティ浜松公演だ。

当時静岡県で仕事をしていた僕は地元公演ということで新幹線でルンルンと浜松に向かっていた。

その新幹線の車内で安藤ゆずの体調不良による公演欠席が発表された。

当時推しメンパートで跳ねることしか能がなかったオタク3年生くらいの僕はひどく落ち込んだ。

 

彼女はめまい症と診断され、そしてそのまま彼女は復帰することなく、卒業公演もないままチームしゃちほこを卒業してしまった。

 

その後僕は亡霊になった。

 

推しメン不在のグループに通う頻度は段々と減っていき、たまに行けば存在しない推しメンのパートで存在しない推しメンに向けて推しジャンをし、目をつむりながら元推しメンの歌唱パートを聴き、頭の中のステージに推しメンを作り上げた。

 

めまいを治す方法を勉強するために、研修医2年目は耳鼻科を選択研修した程である。

 

そんなこんなで地下アイドルにも傾倒しながらもその推しメンや推しグループをどんどん解散し、アイドル現場に通う頻度も徐々に減っていった。

ツイッターでなんとなくアイドルの情報を得て、年1回TIFにはオタクの友達と参加する程度になってしまった。

 

そんな刺激のない日々を送っていた矢先に、推しメンが名前を変えて突然ツイッターに現れた。

 

推しメンが復帰する...dato???

 

僕の胸は大きく高鳴った。

連載が突如中止になった漫画が、突然復活したのだ。嬉しくないわけがない。

 

僕の心は踊った。ツイッターの投稿にいいねを押し続けた。

 

そして彼女は昨日新しく日和ゆずとしてステージに立ち再スタートをした。

 

これだけ話しておいて僕は行っていません。

 

手術日なので行けなさそうだと思い申し込まずにいたらチケットが売り切れていました。

 

これからリリースイベントが始まるみたいなので、参加できそうな時には参加したいと思う。

4年の月日が立ち、彼女が22歳になり、僕も社会人になり昔のようにはライブや特典会には参加できなくなった。

 

アイドルは儚い。輝きは一瞬だ。その刹那を楽しむのがオタクの醍醐味だと思っている。

アイドルにとってもオタクにとっても卒業というのは大事なイベントだ。

それを見届けることができなかったが、こうして再出発してくれたことに感謝したいと思う。

 

まだまだオタクは辞められなさそうだ。

 

 

欅坂46東京ドームライブに参加した話

9/19に行われた欅坂46の東京ドーム公演1日目に行ってきた。

仕事も早く終わりそうだったので、ギリギリでチケットを購入し参加することができた。

 

坂道系グループにはそんなに詳しくないのですが、2016年のTIFで、当時デビュー間もない欅坂46のマスターピースであったサイレントマジョリティーにどハマりし、振りを夜通し練習して、朝から整理券を取るために並び倒した思い出があるので、欅は割と好きだ。

 

そんなにわかの僕が参加した久しぶりのライブ(恐らく2017年のTIFで見たのが最後)、彼女達も気合が入っているのか、マスターピースを次々と披露してくれた。

 

そんな僕の欅坂46のライブで一番テンションが上がる瞬間がovertureだ。

中盤からオタクのオーイングが入る部分があり、そこでなぜか異様にテンションが上がってしまう。

overtureなので、今回も当然最初に流れはじめ、僕はそこで昇天した。

 

個人的な考えだが、東京ドームのような大箱のライブでは基本的にはメンバーが米粒程度にしか見えないので雰囲気や楽曲そのものを楽しむようなスタンスがいいのではないかと思っている。

メンバーの顔は目視ではほとんど分からず、モニターやステージ全体を見ながら雰囲気を味わうことに専念した。

 

小さなライブハウスで見るような地下アイドルのライブもとても楽しいのだけれど、たまにはこういう大箱のライブも悪くはない。

 

ただ坂道グループやももクロなどの大箱アイドルに共通して言えることとして、ファン層も広いのでファンの盛り上がり方も画一化されてしまっている点は少し残念である。

 

あまり盛り上がらないような曲でもみんなが無表情で同じ色のサイリウムを振り、みんなんが同じ掛け声を唱える。

 

僕個人としてはライブの面白いところはアーティストとファンのぶつかり合いというか対話のようなところだと思っているので、この点に関してはいつももっと面白くならないかなと思ってしまう。

ただそういう方がライトな層には入りやすいという利点、アーティスト側からしても演出の作りやすさや無用なトラブルを避けられるという点で規模の大きなグループではある程度仕方ないのかなという気もする。

 

 

ちなみに今回のセットリスト

1. ガラスを割れ!
2. 語るなら未来を…
3. Student Dance
4. エキセントリック
5. 世界には愛しかない
6. 青空が違う
7. バレエと少年
8. 制服と太陽
9. 二人セゾン
10. キミガイナイ
11. もう森へ帰ろうか?
12. 僕たちの戦争
13. 結局、じゃあねしか言えない
14. サイレントマジョリティ
15. 避雷針
16. アンビバレント
17. 風に吹かれても
18. 危なっかしい計画
19. 太陽は見上げる人を選ばない

アンコール

20. 不協和音

 

 個人的には手を繋いで帰ろうかがとても好きなので、それを見れなかったのが残念だが、全体的には世界観も作られており演出も良くいいライブでした。

 

何が一番良かったかというと、

 

2年ぶりのサイレントマジョリティー、東京ドームでメンバーと一緒に踊れたこと。

 

現場からは以上です。

 

 

 

台風15号で東京に帰れなくなった話

先日関東首都圏を襲った未曾有の台風15号

 

千葉県では現在も停電などが続いているようですね。

 

例外にもれず東京在住の私も台風の被害を受けました。

 

週末は札幌で当直アルバイトをしており、台風がきた日曜日の夜に東京に帰宅予定でした。

当直が終わる前にJALの運航状況を確認すると、

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19時発の飛行機に乗る予定が欠航。

これは困った。

 

という訳でとりあえず新千歳空港に向かいました。

もちろんANAも欠航および満席。

空席待ちは150人以上とのこと。

早々に諦め、別の経路を探すことにしました。

 

空路が絶たれた今、東京に帰る方法は陸路しかありません。

最近開通した北海道新幹線を利用して帰るしかない。

月曜朝からの仕事に間に合う為に残されたルートはというと、、、

新千歳→新函館北斗 約3時間

新函館北斗→盛岡 約1時間

盛岡→東京(夜行バス)約8時間

これで一応朝6時半に東京駅にたどり着けるらしい。

 

しかし、辛すぎる。そこまでして月曜朝から働かなきゃいけないのか?

そもそもこのバイトも医局派遣のバイトだし自分に非はないぞ

まさに試される大地北海道。

 

ということでこの強行ルートは(泣く泣く)諦め、

日曜日

新千歳→函館 函館で1泊

月曜日

新幹線で函館→東京

 

というルートに変更しました。

 

その実際はというと

新千歳→函館

スーパー北斗という特急列車に乗ったのですが、とにかく長い。

登別、室蘭、洞爺、長万部などの社会科で聞いたことのあるような街を通り過ぎ、函館へ。

何もしないのも悔しいので、函館で夜景と海鮮料理と温泉を楽しみました。

 

次の日朝7時台の新幹線に乗り、東京へ。

初の北海道新幹線

仕事の都合で東北新幹線にはよく乗るので、乗り心地などについては割愛。

新幹線で4時間半。長い、とにかく長い。

東京についたのは昼過ぎ。

 

その頃には台風も過ぎ去り、雨風を全く受けることなく、台風の被害を受けたのであった。

 

結論:北海道は広い、北海道新幹線は早く札幌まで開通して欲しい。

 

新千歳で飛行機が飛ばなくなるとどうしようもなくなることを学びました。

 

 

 

 

医師の働き方調査

先日僕のメールボックスにタイトルの件名のメールが届いた。

 

厚生労働省医政局です。

9月2日(月)~8日(日)の調査期間に、医師の勤務実態調査*が行われています。

 

これは、現在の医師の方々の勤務実態を把握することで、将来の医師の労働時間の

在り方などを考える礎となる大変重要な調査になります。

お忙しいところ、お手数をおかけしますが、新たな医療における医師の働き方や

未来の医療のために、ぜひご協力をいただきますようご案内申し上げます。

だそうです。

という訳で昨日からインターネットのアンケートページに勤務時間を打ち込んでいる。

勤務時間の他にも点滴や注射、診断書記載の業務などについて、医師がどれくらいの割合で行うかなどの調査のページもあった。

 

所属病院名も記載しなければならないので、身バレの可能性もあるけれど正直に入力している。

 

世間では働き方改革が叫ばれ、色々なところで働き方の改善が行われているらしい

自分自身や周りではあまり働き方改革の恩恵を受けているような人は見つからないが、ツイッターなどのネットではホワイト企業なんだろうなと思われるような生活スタイルの方をお見受けすることが多い。

ブラック企業に勤めている人がツイッターに現れにくいという根底があるからかもしれない。

 

忙しい自慢をするつもりは毛頭ないけれど、僕もまぁまぁブラックな働き方をしている。

9月は休日が3日しかない。

これにはいわゆる休日のアルバイトと呼ばれるものも含まれているので、世間一般から見たら金稼いでおいて文句をいうなと思われるかもしれない。

確かに医師という職業をしていれば、世間一般の会社員より稼ぎは良いだろう。

しかし、当たり前のようにかかってくる時間外の病棟からの電話、患者家族が仕事終わった後の病状説明、当直明けの夜までの通常業務、夕方から始まる定時手術やカンファレンス、これら全てに時間外給与やインセンティブがつくことはない。

常勤の病院からは一般会社員程度の給料しか出ていない。

これをアルバイトで補って生活している。

アルバイトと行っても休みたいときに休める訳ではないので実質通常業務である。

 

若いうちの苦労は買ってでもしろ

なんていう言葉もあるが、若いうちにしかできない遊びもあるんだから僕は苦労よりもたくさん遊びたい。

 

給料が多少低くても良いから週休2日くらいは欲しいなというのが本音だ。

 

知り合いにも今話題のコンビニ時給以下で働いている医師がたくさんいる。

人を助けたいというモチベーションで薄給でもしっかり働く人々を本当に尊敬している。僕にはちょっと難しい。

 

今は少しブラックな環境でも、外に出ればまだまだ半人前の医者。

世間から一人前に見られる程度にはなってから自由に働きたいと思っている。

それはどの社会でも一緒だろう。

能力が秀でているのならそれはまた別の話だけど、残念ながらそこまでの能力は僕にはなさそうである。

最近は病院以外の働き方もたくさんあるので、可能性に関しては無限大までは行かなくても色々あるんじゃないかと模索している。

 

今週の勤務は

 

月曜日が12時間勤務、火曜日は11時間勤務だ。

 

今週はまだ暇な方だ。

 

今回の僕の調査報告が医師のみならず社会の何らかの役に立ってもらうことを祈るばかりである。

 

 

【珍スポット】熱海・風雲文庫に行ってきた

世の中には珍スポットと呼ばれる場所がいくつも存在する。

珍スポットとは

一風変わった観光施設、あるいは観光地のこと。最近では「B級スポット」ではなく、「珍スポット」(ちんスポット)と呼ばれることが多い。  

 とのことで、珍スポットを世に広めるべく、行ったことのある場所を少しづつ紹介していけたらと思う。

①熱海 風雲文庫

珍スポットおすすめ度  ★★★★☆

 

 

先日熱海旅行に行く機会があったので、かねてから行きたいと思っていた風雲文庫という所に友人に無理を言って行くことができた。

 

風雲文庫

住所:静岡県熱海市熱海1949
電話:0557-67-4411
営業時間:9:00~17:30
定休日:水曜日

 

熱海駅からは7.5km、車で山道を中伊豆方面へ25分ほど走らせた所に位置する。

少し分かりづらいが、Y字路があるところでオンボロの風雲文庫の看板が目印です。その道の突き当りがゴールです。

 

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行き止まりの黒い門が目印

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入り口

入り口から既におどろおどろしい雰囲気がただよっていた。

駐車場はなかったが、駐車場を作るほど人が多いスポットでもなさそう。

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緑に囲まれた小道を進む

門の中の細長い小道を進む。

本来ならばマイナスイオン(存在しない日本語)で癒される〜っていう感じなんでしょうが、如何せん雰囲気がかなりヤバい。なんとなく心霊スポットに行くような気持ちであった。友人は怯えていた。

 

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小道を抜けた入り口

小道を抜けると不明な五重の塔と建物が出てきた。

すると、大して大きな声を出していた訳ではないのに、入り口から館主のお婆さんが現れた。

(正直これが一番びっくりしました。)

 

お婆さんに一人1080円を支払う。まぁまぁ高いし、消費税とるのか。何の消費税なんだろう。

 

 

まずは五重の塔を見学してきてください

 

とのこと。

言われるがままにお婆さんに付いていく。

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五重の塔 かなり年季が入っている

館内は撮影禁止とのことで写真はないが、第二次世界大戦前後のものが無造作に陳列されていた。

コンセプトはよくわからない。

正直すごい興味をそそられるような展示物ではなかったし静かすぎて少し怖かったが、すぐ出るのも何だが逆に怖かったのでひとしきりゆっくり展示物を眺めた。

 

見終わった旨をお婆さんに伝えると

 

「あら、随分早いのね」

 

と言われる。やっぱりちょっと怖い。

 

次は館内の地下に案内される。

館主の自慢のコレクションの数々が見れるようだ。

インターネットで事前に少し調べてはいたが、珍スポットハンターとして期待が高まる。

 

尚、再度撮影禁止と言われたので写真はない。

 

地下に入ると、ガラスのショーケースに様々な品が鎮座している。

本物かどうか首を捻らざるを得ないものもあったが、とにかく展示品のバリエーションがすごい。

ヒトラーの遺品からモーゼの杖なるものまであった。

展示物は思ったより綺麗に管理されていた。

 

ただ文化、政治的にクセがかなり強いので、仲の良い人もしくは一人でいくことを強くすすめます。

 

ひとしきり見終わり地上階に出るとお婆さんに感想を聞かれた。

どうやらお婆さんは館主ではなく、これらの展示物は全て館主が集めたコレクションであるとのこと。

何十年もかけて集めたそうだ。

ただネットのレポートを見ると館主を見た人はいなさそうである。

 

 

「お茶をどうですか、お話していきましょう」

 

そう言われたが、あまりこういう所に慣れていない友人がかなり怯えていたので、少し後ろ髪を引かれながら退散することとした。

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結論:結構怖かった

 

珍スポット好きなら一度行ってみると良いと思います。

公共交通機関でいくのは難しいので、車がおすすめです。

ただ異様な雰囲気があるので、カップルには絶対おすすめしません。

 

自己紹介

はじめましてアイドルドクターと申します。

この度ブログを開設しました。

開設するにあたって自己紹介を。

 

性別:男

年齢:アラサー

居住:関東

職業:医師 

趣味:アイドルオタク、音楽、珍スポット巡り、海外旅行、サウナ

 

何らかの形で皆さんに有益な情報を発信していければと思っています。

ブログは高校生の時に当時のはてなダイアリーで書いていた以来なのでおよそ10年ぶりで、文章力の低下が懸念されますが、精一杯書きます。

 

それではよろしくお願いします。