【珍スポット】熱海・風雲文庫に行ってきた
世の中には珍スポットと呼ばれる場所がいくつも存在する。
珍スポットとは
一風変わった観光施設、あるいは観光地のこと。
最近では「B級スポット」ではなく、「珍スポット」(ちんスポット)と呼ばれることが多い。
とのことで、珍スポットを世に広めるべく、行ったことのある場所を少しづつ紹介していけたらと思う。
①熱海 風雲文庫
珍スポットおすすめ度 ★★★★☆
先日熱海旅行に行く機会があったので、かねてから行きたいと思っていた風雲文庫という所に友人に無理を言って行くことができた。
風雲文庫
住所:静岡県熱海市熱海1949
電話:0557-67-4411
営業時間:9:00~17:30
定休日:水曜日
熱海駅からは7.5km、車で山道を中伊豆方面へ25分ほど走らせた所に位置する。
少し分かりづらいが、Y字路があるところでオンボロの風雲文庫の看板が目印です。その道の突き当りがゴールです。
入り口から既におどろおどろしい雰囲気がただよっていた。
駐車場はなかったが、駐車場を作るほど人が多いスポットでもなさそう。
門の中の細長い小道を進む。
本来ならばマイナスイオン(存在しない日本語)で癒される〜っていう感じなんでしょうが、如何せん雰囲気がかなりヤバい。なんとなく心霊スポットに行くような気持ちであった。友人は怯えていた。
小道を抜けると不明な五重の塔と建物が出てきた。
すると、大して大きな声を出していた訳ではないのに、入り口から館主のお婆さんが現れた。
(正直これが一番びっくりしました。)
お婆さんに一人1080円を支払う。まぁまぁ高いし、消費税とるのか。何の消費税なんだろう。
まずは五重の塔を見学してきてください
とのこと。
言われるがままにお婆さんに付いていく。
館内は撮影禁止とのことで写真はないが、第二次世界大戦前後のものが無造作に陳列されていた。
コンセプトはよくわからない。
正直すごい興味をそそられるような展示物ではなかったし静かすぎて少し怖かったが、すぐ出るのも何だが逆に怖かったのでひとしきりゆっくり展示物を眺めた。
見終わった旨をお婆さんに伝えると
「あら、随分早いのね」
と言われる。やっぱりちょっと怖い。
次は館内の地下に案内される。
館主の自慢のコレクションの数々が見れるようだ。
インターネットで事前に少し調べてはいたが、珍スポットハンターとして期待が高まる。
尚、再度撮影禁止と言われたので写真はない。
地下に入ると、ガラスのショーケースに様々な品が鎮座している。
本物かどうか首を捻らざるを得ないものもあったが、とにかく展示品のバリエーションがすごい。
ヒトラーの遺品からモーゼの杖なるものまであった。
展示物は思ったより綺麗に管理されていた。
ただ文化、政治的にクセがかなり強いので、仲の良い人もしくは一人でいくことを強くすすめます。
ひとしきり見終わり地上階に出るとお婆さんに感想を聞かれた。
どうやらお婆さんは館主ではなく、これらの展示物は全て館主が集めたコレクションであるとのこと。
何十年もかけて集めたそうだ。
ただネットのレポートを見ると館主を見た人はいなさそうである。
「お茶をどうですか、お話していきましょう」
そう言われたが、あまりこういう所に慣れていない友人がかなり怯えていたので、少し後ろ髪を引かれながら退散することとした。
結論:結構怖かった
珍スポット好きなら一度行ってみると良いと思います。
公共交通機関でいくのは難しいので、車がおすすめです。
ただ異様な雰囲気があるので、カップルには絶対おすすめしません。